「2020.6.11共同親権アクション・院内集会」に 参加。共同親権研究会を代表して、活動報告の機会をいだたきました。

国家賠償請求訴訟の原告と支援者でつくるイベント
「2020.6.11共同親権アクション・院内集会」に
参加。共同親権研究会を代表して、活動報告の機会をいだたきました。
共同親権研究会を立ち上げて良かったと思える機会になりました。

■2020.6.11共同親権アクション・院内集会速報
https://k-kokubai.jp/2020/06/12/kyodosinkenakusyon2/

さまざまな実子誘拐(注)の被害者と交流することができて、改めて、この問題の根の深さを感じ取ることができました。

(注)【(実子拉致・実子連れ去り)などの表記があるけれども、この問題は国際問題になっているので、翻訳しやすい表記として、実子誘拐、とします。】



私が発言した要旨は、以下の通りです。

この国家賠償請求訴訟の訴状を読んで、
当事者が差別されている、と書かれてあった。
法的に差別され、人権侵害になっている。
元パートナーとその家族からも差別されている。
離婚したことをスティグマとしてみなす社会からも差別されている。
当事者の皆さんは間違いなく差別されている。
この差別と抵抗していくことが必要。

ユニークフェイス当事者として、差別について考えて、行動してきた。
その執筆活動と当事者運動のなかで、
当事者が顔と名前を出すことで、差別の現実が社会全体に伝わることが可能になる、と確信している。

日本社会のなかで、差別された被害者が、名前と顔を出すことが困難なことは承知している。
しかし、名前と顔を出すことで、多くの人が実子誘拐の現実を知ることになる。

がんばりましょう。

---追記
ゲストスピーカーとして参加されたサンドラ・ヘフェリンさんのトークがメチャクチャ面白かった。外国人と日本人の間にうまれた子どもたちも、実子誘拐の被害者だったということが分かるエピソードもあり、ハーフ問題と実子誘拐問題が複合している面もある、と分かりました。
共同親権、そして実子誘拐のテーマは奥が深いです。
現状を維持するために活動する弁護士や民間団体、政治家も多く、この問題の解決が遅れています。外国から解決を求める圧力もありますが、日本国内では実子誘拐問題はほとんど報道されていません。だから,国民のほとんどは実子誘拐について知らないまま、ある日、突然、被害者になってしまいます。

サンドラ・ヘフェリンさん