オレンジ革命 街頭行動(桜木町駅 20201226)に参加してきました

単独親権制度のなかで、実子誘拐(拉致・連れ去り)された被害者たちが、「オレンジ革命」という明るく楽しく、共同親権についての啓発活動をしていることは知っていた。以前、横浜駅で街頭活動があったけど、仕事で参加できなかった。
横浜の桜木町駅で、街頭活動がある、と知ったので参加することに。
深夜に仕事をおえて、すこし仮眠してから、桜木町駅へ。
午前10時半。どこで街頭活動をしているのかな、と探す。
いたいた、マイクを握りしめて男性が行き交う人たちに語りかけている。

横浜には港町の開放感がある。
そのど真ん中の繁華街、桜木町駅で、共同親権の必要性を訴える当事者たち。
ここでいう当事者とは、日本の単独親権制度のなかで、実子誘拐(拉致・連れ去り)された当事者・被害者である。

かんたんに挨拶して、配布するチラシを手にして、街頭活動を開始。
いきゆく人たちに、共同親権について説明したチラシとティッシュを渡していく。
駅の改札を出て、みなとみらい方面にあるく人たちのほとんど全員に、チラシを提示したと思う。
ざっと10人の男女(当事者)がチラシを行き交う人たちのまえに差し出すのだ。
多くの人は遠慮がちに、チラシを敬遠するが、すくなくない人たちが手にしてくれた。ありがたい。かなり感触がよい、と感じた。


桜木町駅の人たちは、好意的に街頭活動をみてくれていた、と思う。


街頭で活動すると、嫌がらせをする人が現れることがある。
そういうことは一切無かった。
逆に、「他人事ではない」と思った人が、チラシをくばっている当事者に話しかけていることもあった。


途中で、衆議院議員の串田誠一議員が合流。共同親権の必要性を演説してくれた。
印象に残ったのは、「ここにいる仲間のお陰で、国会が動きつつある」という言葉だった。
その通りだ。
実子誘拐された人たち---「仲間」が、さまざまな活動をしたから、国会で共同親権についての議論が「待ったなし」の状況をつくることができた。串田議員はそのことを熱く語った。


私は、その様子をみつめながら、考えていた。
「共同親権に反対する人は、本当はものすごく少なくて、そのほとんどが、国会、大学、日弁連、いちぶのNPOにいるだけのではないのだろうか。
日本中で100人もいないような気がする。」
すくなくとも桜木町には共同親権に反対する勢力、市民はいなかった。


横浜という港町はもともと開放的な町だ。すべての人間をつつみこむ。だから発展してきた。
オレンジ革命---日本の古い家族制度である単独親権を共同親権に変えていくという市民活動---は快晴の横浜で、光っていた。


徹夜明けだったので、約1時間の活動参加となりました。この街頭活動のために尽力されたオレンジ革命のみなさまに感謝します。